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責任のある貴金属原料調達に関する方針

日本マテリアル株式会社は、お客様や社会からの信頼にお応えするため、企業の社会的責任(CSR)を推進し、合法で倫理的な事業運営を行っております。その中で貴金属の原料調達において、金はLBMA(ロンドン地金市場協会)、白金・パラジウムはLPPM(ロンドン 白金・パラジウム市場)のガイダンスに沿った管理体制を構築し、人権侵害や紛争への加担のリスクの高い原料がサプライチェーンから提供されることを回避すると共に、マネーロンダリング及びテロリストへの資金提供を防止するために、下記の項目による原料管理を推進します。

1.管理体制の構築

貴金属原料に対するサプライチェーン・デューデリジェンスを効果的に行うための適切な管理体制を整備します。

2.高リスクの貴金属原料調達の特定

紛争地域や人権侵害の高リスク地域が貴金属原料の原産地である可能性がある取引、環境及び持続可能性に係る責任、また、マネーロンダラー、非合法な非国家武装集団または公的もしくは私的な治安部隊に対する直接的または間接的な支援、賄賂や金の原産地に関する不正な表示、取引及び輸出に関連する政府による税金、手数料及びロイヤルティの不履行、反社会的勢力または人権侵害との関わりが疑われる取引を高リスクの貴金属原料調達と定義し、適切なデューデリジェンスを行います。

3.貴金属原料及びサプライチェーンの評価

貴金属原料及びサプライチェーンに対する評価の結果、高リスクの貴金属原料調達であることが判明した場合は、直ちに取引を中止します。

4.教育訓練の実施

貴金属原料調達・管理に関与するすべての担当者に対し、必要とされる教育、訓練を継続的に実施し当社“責任のある貴金属原料調達に関する方針”および関連規定の理解を徹底します。

5.取引のモニタリングと記録

受領した貴金属原料が、サプライヤーから入手した情報との整合性を常時監視し、その記録を適切に保管管理します。

6.第三者監査の実施

貴金属原料調達・管理の体制及び実施状況に関し、定期的に独立した第三者機関による監査を実施します。

以上

2014年12月1日制定
2022年12月26日改定
日本マテリアル株式会社
代表取締役 森田 伸勇

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