金市場の推移
- 2022年10月12日
- 11日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
対ユーロでのドル下落に伴う割安感を好感して買いが入り、3営業日ぶりに反発した。
外国為替市場では午前から、対ユーロでのドルの安売りが活発化し、 ドル建てで取引される商品に割安感が生じ、金を物色する動きが広がった。
米長期金利の指標となる10年債利回りがほぼ横ばいで推移したことも、金利を生まない資産である金塊の買いを支える要因となった。
金は1666.595ドルで寄り付き、午前は1664.15ドルで値決め。 - 2022年10月11日
- 週明け10日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
米連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な金融引き締め政策の長期化観測を受けて、続落した。
この日は対主要通貨バスケットでドルが上昇。
ドル建てで取引される商品の割高感に繋がったことも金の売りを後押しした。
ウクライナ危機の激化を受けた「質への逃避」の金塊を相殺した格好となった。
金は1685.945ドルで寄り付き、午前は1680.05ドルで値決め。 - 2022年10月7日
- 6日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
翌7日発表の米雇用統計に投資家の関心が向く中、中心限月12月物の
精算値(終値に相当)は前日と同水準の1オンス=1720.80ドルとなった。
外国為替市場でのドル相場や米長期金利の動きを眺めて売り買いが交錯したが、9月の米雇用統計の発表を7日に控えて値動きは小幅となった。
金は1723.345ドルで寄り付き、午前は1716.00ドルで値決め。 - 2022年10月6日
- 5日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
ドル高に伴う割高感や米長期金利の上昇を受けて売りが優勢となり、
4営業日ぶりに反落。
金相場は前日、ドル安に伴う割安感を追い風に約3週間ぶりの高値を更新。
この日はドルが対ユーロで上昇反転したため割高感を受けた売りや利益確定の売りが出やすかった。
金は1718.395ドルで寄り付き、午前は1712.15ドルで値決め。 - 2022年10月5日
- 4日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
ドル指数と米長期金利の低下を背景に3営業日続伸した。
この日の外国為替市場では対ユーロでドルが下落した為、 ドル建てで取引される金に買いが入りやすかった。
米長期金利が低下したことも金利を生まない資産である金の相場を支えた。
米労働省は7日に9月の雇用統計を発表する。
市場参加者らは、米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金融政策を左右する可能性もあるとして 注目が集まる。
金は1703.245ドルで寄り付き、午前は1709.15ドルで値決め。