金市場の推移
- 2022年7月25日
- 週末22日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
米長期金利の低下やドル下落を手掛かりに買いが入り、続伸となった。
世界的な景気減速への警戒感から、米長期金利が大きく低下。
S&Pグローバルがこの日発表したユーロ圏および米国の購買担当者景況指数(PMI)はともに市場予想を下回った。
これを受けて、利回りを生まない金に対する見直し買いが入った。
金は1716.105ドルで寄り付き、午前は1725.00ドルで値決め。 - 2022年7月22日
- 21日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ドル相場が一時下落する中を、景気見通しへの懸念を背景にした安全資産に対する資金逃避的な買いに反発となった。
欧州中央銀行(ECB)が予想より大幅な利上げを決定したことを受け、ユーロが対ドルで一時上昇したことも金相場を支援した。
金は1693.065ドルで寄り付き、午前は1686.55ドルで値決め。 - 2022年7月21日
- 20日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、対ユーロでのドル上昇などを背景に3営業日ぶりに反落した。
この日の外国為替市場では対ユーロでドルが上昇。
ドル建て商品である金塊の割高感から、金の売りが優勢になった。
また、ロシアから欧州への天然ガス供給が間もなく再開すると伝わったことにより、世界的なリセッション(景気後退)懸念がやや後退したことも、安全資産とされる金の投資妙味の低下要因になった。
金は1708.455ドルで寄り付き、午前は1712.65ドルで値決め。 - 2022年7月20日
- 19日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
欧米などの金融政策決定の行方に注目が集まる中、ほぼ横ばいとなった。
今週から来週にかけては、ECBや日銀、連邦準備制度理事会(FRB)など主要中銀による政策決定が相次ぐことから、 ひとまず一連の結果を待ちたいとして様子見姿勢も強く、午後に入ってからも横ばい圏でもみ合いが続いた。
金は1709.705ドルで寄り付き、午前は1712.95ドルで値決め。 - 2022年7月19日
- 週明け18日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、3日ぶりに反発した。
外国為替市場では、この日対ユーロでドル安が進行。
米連邦準備制度理事会(FRB)が市場の予想ほど積極的なペースでの利上げには踏み切らないのではないか、との見方も広がり、金が買い戻された面もあった。
金は1714.395ドルで寄り付き、午前は1723.65ドルで値決め。