金市場の推移
- 2022年8月1日
- 週末29日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
景気先行き不透明感を背景とした買いに続伸。
高インフレなどによる世界的な景気減速懸念を背景に、引き続き安全資産としての金に買いが入った。
急激な米利上げへの警戒感が和らいだことで米長期金利が低下し、ドルが対主要通貨で軟化していることも金塊相場を支援した。
金は1764.025ドルで寄り付き、午前は1758.90ドルで値決め。 - 2022年7月29日
- 28日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米経済が2四半期連続でマイナス成長となったことを受けて、安全な資金逃避先として買いが集まり、上伸した。
商務省が発表した2022年4月~6月期の実質GDP(国内総生産)速報値は年率換算で前期比0.9%減だった。
0.9%増のプラス成長を見込んでいた市場予想を下回り、2四半期連続のマイナス成長となった。
これを受けて、リセッション(景気後退)への懸念が強まり、序盤から買いが先行。
金は1738.865ドルで寄り付き、午前は1746.60ドルで値決め。 - 2022年7月28日
- 27日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策会合の声明公表を控え様子見ムードが強く、ほぼ横ばいだった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に積極的な商いは控えられ、前日清算値近辺で狭いレンジで推移。
金は1718.715ドルで寄り付き、午前は1723.95ドルで値決め。 - 2022年7月27日
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26日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控えて様子見姿勢が強まる中、小幅続落。
27日まで2日間のに一定で始まったFOMCでは、0.75%の大幅利上げ決定が確実視され、市場の関心が9月以降の利上げペースに向かう中、利回りを生まない資産である金塊を買う動きは限られた。
金は1721.485ドルで寄り付き、午前は1719.85ドルで値決め。 - 2022年7月26日
- 週明け25日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
週央に連邦公開市場委員会(FOMC)を控え売りが優勢になり、3営業日ぶりに反落となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)は、26日、27日の両日に、FOMCの会合を開く。
市場ではFRBが0.75%の大幅利上げに踏み切り、今後も積極的な引き締め姿勢を継続するとの見方が強いことから、金利を生まない金の売りが出やすかった。
今週28日に発表される4~6月期の米実質GDP(国内総生産)の速報値にも注目が集まる。
金は1725.335ドルで寄り付き、午前は1731.95ドルで値決め。