金市場の推移
- 2022年11月2日
- 1日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
安値拾いの買いなどが入り、4営業日ぶりに反発した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を翌日に控え、 米利上げペースの緩和期待から金は一時1656.94ドルまで値を上げた。
ただ、10月の米サプライ管理協会(ISM)製造業購買担当者景況指数(PMI)が市場予想を上回る強い内容となると、米長期金利の上昇を眺めて金は上げ幅を削った。
金は1642.01ドルで寄り付き、午前は1652.55ドルで値決め。 - 2022年11月1日
- 週明け31日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードが広がる中、
3営業日続落となった。
ドルや米国債利回りの上昇が嫌気されたほか、11月1~2日の 米連邦公開市場委員会(FOMC)で再び大幅な利上げが決まるとの 観測が相場の重しとなった。
金は1641.875ドルで寄り付き、午前は1638.85ドルで値決め。 - 2022年10月31日
- 週末28日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
対ユーロでのドル高などが響き、続落した。
投資家のリスク回避姿勢が後退する中、安全資産としての金が売られた面もあった。
金は1659.865ドルで寄り付き、午前は1649.25ドルで値決め。 - 2022年10月28日
- 27日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
対ユーロなどでのドル上昇を嫌気し、3日ぶりに反落した。
欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で、2会合連続となる0.75%の大幅利上げを決定。
記録的な物価高を抑制する為、一段の金融引き締めを行う姿勢を明らかにした。
利上げはほぼ織り込み済みだったため、外国為替市場ではユーロ売りが活発化し、対ドルで一時再びパリティー(等価)割れの水準に下落。
ドル建てで取引される金は割高感に押され、朝方の早い段階でこの日の安値を付けた。
金は1668.95ドルで寄り付き、午前は1663.30ドルで値決め。 - 2022年10月27日
- 26日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
ドル安や米長期金利の低下を背景に買われ、続伸した。
米長期金利の指標である10年債は前日に続き買い優勢となり、利回りは低下。
これを受けて、外国為替市場でドル売り・ユーロ買いの流れが強まったため、ドル建てで取引される 金の割安感に着目した買いが先行した。
金は1658.76ドルで寄り付き、午前は1670.80ドルで値決め。