金市場の推移
- 2022年8月5日
- 4日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米中対立への警戒感や対ユーロでのドル下落に伴う割安感などを背景に反発した。
米中関係の悪化へのリスク警戒感から「安全資産」としての金の買いが先行。
相場は1800ドル台乗せの後、いったん1790ドル近辺に下落したものの、押し目から旺盛な買いが続き、精算値確定に向け一段高となった。
金は1769.725ドルで寄り付き、午前は1777.90ドルで値決め。 - 2022年8月4日
- 3日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、この日発表された米経済指数や米長期金利の上昇に伴う対ユーロでのドル上昇を背景に6営業日ぶりに反落。
金は1769.595ドルで寄り付き、午前は1766.60ドルで値決め。 - 2022年8月3日
- 2日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、小幅続伸した。
米中の関係悪化が懸念される中、安全資産とされる金買いが先行したものの、ドル上昇に伴う割高感に押され、終盤に上げ幅を大きく縮小した。
金は1772.545ドルで寄り付き、午前は1772.90ドルで値決め。 - 2022年8月2日
- 週明け1日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
対ユーロに対するドル下落を背景に続伸した。
前週に発表された4~6月期の米国内総生産(GDP)の結果を受けリセッション(景気後退)入りへの懸念が強まったことから、米長期金利が低下。
これに対し対ユーロでドルが弱含み、ドル建て商品である金の割安感が生じた。
金は1758.885ドルで寄り付き、午前は1766.75ドルで値決め。 - 2022年8月1日
- 週末29日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
景気先行き不透明感を背景とした買いに続伸。
高インフレなどによる世界的な景気減速懸念を背景に、引き続き安全資産としての金に買いが入った。
急激な米利上げへの警戒感が和らいだことで米長期金利が低下し、ドルが対主要通貨で軟化していることも金塊相場を支援した。
金は1764.025ドルで寄り付き、午前は1758.90ドルで値決め。