金市場の推移
- 2022年6月9日
- 8日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、インフレ高進への警戒感から、安全資産とされる金の買いが入りやすかった。
ただ、米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることで様子見ムードが広がり、積極的な買いが手控えられた。
金は1849.39ドルで寄り付き、午前は1848.35ドルで値決め。 - 2022年6月8日
- 7日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は前日までの続落の反動から反発となった。
世界的なインフレ懸念が高まる中、インフレ回避の資産として金塊を買う動きが優勢。
今週は9日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会、10日の米消費者物価指数に注目が集まる。
金は1838.915ドルで寄り付き、午前は1846.80ドルで値決め。 - 2022年6月7日
- 週明け6日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを進めるとの警戒感が強まる中、米長期金利が上昇。外国為替市場では対ユーロでドル高が進み、ドル建て商品である金塊の割高感から売りが出やすい動きとなった。
10日には、米消費者物価指数(CPI)が発表されるため、FRBの利上げペースに注目が集まる。
金は1855.285ドルで寄り付き、午前は1851.50ドルで値決め。 - 2022年6月6日
- 週末3日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は3日ぶりに反落となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)が労働市場の引き締まり継続を背景に、 積極的な利上げを進めていく可能性を示唆した事により対ユーロでドルが上昇し、ドル建てで取引される金塊の売りが強まった。
- 2022年6月3日
- 2日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は対ユーロでのドル安を背景に買いが膨らみ、続伸となった。
米長期金利が低下し、ドルが対ユーロで下落した事からドル建てで取引されている金塊の割安感が生じ、買いが集中。
また、前述のドル安に加え市場予想を下回った5月の民間雇用データが相場を支援した。