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金市場の推移

2022年10月14日
13日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、 米消費者物価指数(CPI)の予想を上回る強い伸びを受けて売りが先行したものの、あと買い戻され、ほぼ横ばいとなった。
米労働省が朝方発表した9月のCPIは、前年同月比8.2%上昇。
伸びは3ヵ月連続で鈍化したものの、市場予想(8.1%上昇=ロイター通信調べ)を上回り、インフレの高止まりを改めて示した。
これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制に向けて積極的な利上げを継続するとの観測が強まり、金利を生まない資産である金塊に売りが殺到した。
金は1669.05ドルで寄り付き、午前は1676.40ドルで値決め。
2022年10月13日
12日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、 米物価指数の上振れを受けた金利やドルの上昇を嫌気し、反落した。
米労働省が朝方発表した9月の卸売物価指数(PPI)は、前月比および前年同月比の上昇率がともに市場予想を上回り、高インフレ環境の持続を改めて示す内容。
これを受け、11月の大幅利上げはほぼ確定的との見方が広がり、米金利とドルが上昇し、金利を生まず、ドル建てで取引される金の手じまい売りが出やすかった。
金は1669.70ドルで寄り付き、午前は1672.30ドルで値決め。
2022年10月12日
11日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、 対ユーロでのドル下落に伴う割安感を好感して買いが入り、3営業日ぶりに反発した。
外国為替市場では午前から、対ユーロでのドルの安売りが活発化し、 ドル建てで取引される商品に割安感が生じ、金を物色する動きが広がった。
米長期金利の指標となる10年債利回りがほぼ横ばいで推移したことも、金利を生まない資産である金塊の買いを支える要因となった。
金は1666.595ドルで寄り付き、午前は1664.15ドルで値決め。
2022年10月11日
週明け10日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、 米連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な金融引き締め政策の長期化観測を受けて、続落した。
この日は対主要通貨バスケットでドルが上昇。
ドル建てで取引される商品の割高感に繋がったことも金の売りを後押しした。
ウクライナ危機の激化を受けた「質への逃避」の金塊を相殺した格好となった。
金は1685.945ドルで寄り付き、午前は1680.05ドルで値決め。
2022年10月7日
6日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、 翌7日発表の米雇用統計に投資家の関心が向く中、中心限月12月物の 精算値(終値に相当)は前日と同水準の1オンス=1720.80ドルとなった。
外国為替市場でのドル相場や米長期金利の動きを眺めて売り買いが交錯したが、9月の米雇用統計の発表を7日に控えて値動きは小幅となった。
金は1723.345ドルで寄り付き、午前は1716.00ドルで値決め。