金市場の推移
- 2022年10月6日
- 5日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
ドル高に伴う割高感や米長期金利の上昇を受けて売りが優勢となり、
4営業日ぶりに反落。
金相場は前日、ドル安に伴う割安感を追い風に約3週間ぶりの高値を更新。
この日はドルが対ユーロで上昇反転したため割高感を受けた売りや利益確定の売りが出やすかった。
金は1718.395ドルで寄り付き、午前は1712.15ドルで値決め。 - 2022年10月5日
- 4日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
ドル指数と米長期金利の低下を背景に3営業日続伸した。
この日の外国為替市場では対ユーロでドルが下落した為、 ドル建てで取引される金に買いが入りやすかった。
米長期金利が低下したことも金利を生まない資産である金の相場を支えた。
米労働省は7日に9月の雇用統計を発表する。
市場参加者らは、米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金融政策を左右する可能性もあるとして 注目が集まる。
金は1703.245ドルで寄り付き、午前は1709.15ドルで値決め。 - 2022年10月4日
- 週明け3日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
米長期金利の低下を背景に続伸。
米サプライ管理協会(ISM)が3日に発表した9月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)が50.9と前月から1.9ポイント低下し、2年4ヵ月ぶりの低水準となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げ継続への警戒感が後退し、米長期金利が低下した為、金利を生まない資産である金の買いを支えた。
金は1666.945ドルで寄り付き、午前は1660.80ドルで値決め。 - 2022年10月3日
- 週末30日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
米物価関連統計やドル相場の動きを眺めて反発した。
この日発表された8月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比6.2%上昇となり、事前予想を上回る伸びとなった。
発表を受け、インフレエッジとしての金買いが優勢となる場面があった。
また対ユーロのドル小幅上昇する一方、主要通貨に対するドル指数の上昇基調が一服したことも材料視された。
金は1667.83ドルで寄り付き、午前は1672.75ドルで値決め。 - 2022年9月30日
- 29日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
米長期金利上昇を背景に3日ぶりに反落した。
米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利上げを継続するとの見方が強まる中、米長期金利が上昇。
金利を生まない資産である金の弱材料となった。
29日の朝方に発表された4~6月期の米実質GDP(国内総生産)確定値は季節調整済み年率換算で前月比0.6%減となった。
改定値と変わらなかったが、マイナス成長が改めて確認されたことで売りが出やすかった。
金は1643.97ドルで寄り付き、午前は1646.60ドルで値決め。