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金市場の推移

2022年9月14日
13日のニューヨーク商品取引(COMEX)の金塊先物相場は、 8月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る上昇率となったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続への警戒感が強まり、3営業日ぶりに反落した。
金利を生まない資産である金の売りが膨らんだ。
対ユーロでのドル高もドル建て商品である塊の下押し材料となった。
金は1721.645ドルで寄り付き、午前は1727.05ドルで値決め。
2022年9月13日
12日のニューヨーク商品取引(COMEX)の金塊先物相場は、 欧州中央銀行(ECB)による追加利上げの動きに関心が集まる中、 対ユーロでのドル下落などを背景に続伸した。
ECBは8日の理事会で政策金利を0.75%引き上げる事を決定。
この日の外国為替市場ではECBがインフレ抑制を優先して利上げを継続するとの見方から、対ユーロでドルが下落。
ドル建て商品である金の割安感から買いが入った。
金は1715.595ドルで寄り付き、午前は1726.50ドルで値決め。
2022年9月12日
週末9日のニューヨーク商品取引(COMEX)の金塊先物相場は、 ドル高基調が一服していることなどを背景に反発した。
外国為替市場では、これまで主要通貨に対して急激に上昇してきたドル相場が、ポジション調整の動きから軟調に推移。
ドル建て商品である金塊の割安感から買いが入りやすかった。
一方で週末を控える中、米長期金利の上昇が金利を生まない資産である金塊の下押し材料となり相場の重しとなった。
金は1719.51ドルで寄り付き、午前は1726.95ドルで値決め。
2022年9月9日
8日のニューヨーク商品取引(COMEX)の金塊先物相場は、 米連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げ継続への危機感から反落した。
パウエルFRB議長は、この日に開かれたオンライン会合で 高インフレ抑制に取り込んでいく強い姿勢を表明。
欧州中央銀行(ECB)は同日に政策金利を0.75%引き上げることを決定。
米欧の積極的な利上げ姿勢を背景に米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金の売りが優勢となった。
金は1716.115ドルで寄り付き、午前は1720.25ドルで値決め。
2022年9月8日
7日のニューヨーク商品取引(COMEX)の金塊先物相場は、 対ユーロでのドル安などを手掛かりに反発した。
この日の外国為替市場では対ユーロでドルが下落。
ドル建て商品である金塊の買いを支えた。
9月1日まで5営業日続落するなど、相場が弱含んでいることもあり、安値拾いの買いが入りやすかった。
金は1696.11ドルで寄り付き、午前は1705.05ドルで値決め。