金市場の推移
- 2022年9月7日
- 6日のニューヨーク商品取引(COMEX)の金塊先物相場は、
ドル高に加え、世界各国の中央銀行による大幅利上げへの懸念が強まる中、反発した。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の8月26日の講演後、 市場ではFRBが積極的な利上げを継続するとの警戒感が台頭。
20日~21日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)での75ベーシスポイント(bp) の大幅利上げを予想する向きもあり、米長期金利が上昇。
金利を生まない資産である金の売りを促した。
対ユーロでのドル高もドル建て商品である金の下押し材料となった。
金は1718.15ドルで寄り付き、午前は1712.50ドルで値決め。 - 2022年9月6日
- ドルが主要通貨に対して20年ぶりの高値を付ける中、ドル建てで取引される金塊が他通貨保有者にとって割高となり、投資妙味が薄れた。
金は1713.405ドルで寄り付き、午前は1711.950ドルで値決め。 - 2022年9月5日
- 週末2日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
米雇用統計を受けたドル安を背景に、6営業日ぶり反発となった。
この日の朝方に米労働省が発表した8月の米雇用統計では、非農業部門就業者数が前月比31万5000人増となった。
予想はやや上回ったものの、米連邦準備制度理事会(FRB)に一段の積極的な利上げを迫るほどではないとの見方が広がり、対ユーロでドルが下落。
ドル建て商品である金の割安感から買いが入りやすかった。
金は1701.50ドルで寄り付き、午前は1706.90ドルで値決め。 - 2022年9月5日
- 週末2日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
米雇用統計を受けたドル安を背景に、6営業日ぶり反発となった。
この日の朝方に米労働省が発表した8月の米雇用統計では、非農業部門就業者数が前月比31万5000人増となった。
予想はやや上回ったものの、米連邦準備制度理事会(FRB)に一段の積極的な利上げを迫るほどではないとの見方が広がり、対ユーロでドルが下落。
ドル建て商品である金の割安感から買いが入りやすかった。
金は1701.50ドルで寄り付き、午前は1706.90ドルで値決め。 - 2022年9月2日
- 1日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、
米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げ継続への懸念を背景に5営業日続落した。
パウエルFRB議長が積極的な利上げを継続する姿勢を示したほか、ナーゲル・ドイツ連邦銀行(中央銀行)総裁も、 インフレ抑制に向けて断固とした行動を取る必要があると主張。
世界各国で大幅な利上げ政策が長期化すると予想される。
これを受けて、米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金塊の売りが膨らんだ。
金は1707.475ドルで寄り付き、午前は1706.00ドルで値決め。