金市場の推移
- 2022年8月30日
- 週明け29日のニューヨーク商品取引(COMEX)の金塊先物相場は、
ドル相場下落を受けて買戻しが入る中、ほぼ横ばいとなった。
前週末26日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が ワイオミング州ジャクソンホールで開催された国際シンポジウムで講演。
高インフレ抑制のため、金融引き締めを続ける姿勢を改めて表明した。
このことを受けて米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金塊の売りが膨らんだ。
一方でこの日の外国為替市場では対ユーロでドルが低下。
ドル建て商品である金塊の買いを支えたが、相場の動きは限定的だった。 - 2022年8月29日
- 週末26日のニューヨーク商品取引(COMEX)の金塊先物相場は、
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利上げを継続する
意向を示したこと受けて、4日ぶりに反落となった。
パウエルFRB議長はこの日、ワイオミング州のジャクソンホールで開催された国際経済シンポジウムで講演。
高インフレ抑制に向けて利上げを継続する意向を示した。
これを受けて米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金の売りが膨らんだ。
金は1756.205ドルで寄り付き、午前は1752.10ドルで値決め。 - 2022年8月26日
- 25日のニューヨーク商品取引(COMEX)の金塊先物相場は、
対ユーロでのドル安などを手掛かりに3日続伸した。
この日の外国為替市場では対ユーロでドルが下落。
ドル建て商品である金の割安感が高まり、買いが入った。
米長期金利の低下も金利を生まない資産である金相場の支えとなった。
金は1756.915ドルで寄り付き、午前は1762.40ドルで値決め。 - 2022年8月25日
- 24日のニューヨーク商品取引(COMEX)の金塊先物相場は、
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えて様子見ムードが広がり、ほぼ横ばいとなった。
この日の外国為替市場では、対ユーロでドルが一時下落し買いが先行したものの、終盤になってドルが上昇。
ドル建て商品である金の割高感が意識され、上値を削った。
米長期金利の上昇も金利を生まない資産である金の押し材料と なった。
金は1745.965ドルで寄り付き、午前は1752.00ドルで値決め。 - 2022年8月24日
- 23日のニューヨーク商品取引(COMEX)の金塊先物相場は、
対ユーロでのドル安などを背景に、7営業日ぶりに反発した。
S&Pグローバルがこの日に発表した、米国の8月の製造業とサービス業の購買担当者景況指数(PMI)の結果が 弱かったことをきっかけに対ユーロでドルが下落。
ドル建て商品である金の割安感が強まった。
金は1737.145ドルで寄り付き、午前は1739.45ドルで値決め。